住友不動産で世界をデザイン
住友不動産といえばマンションと思ってましたが、住宅展示場巡りして注文住宅も取り扱っていることを知りました。知り合いの人に話しても住友というと住友林業(すみりん)といわれるくらい戸建に関しては知名度は低いと思われます。
ただ、マンションをデザインしているだけあって、戸建のデザインも都会的でお洒落な感じは他のハウスメーカーにはないものがあります。
住友不動産のジェイ・アーバンコートで家を建てます。
このJ・アーバンコートとの出会いは、初めて住宅展示場に足を運び、最初に入ったモデルハウスで住友不動産のJ・アーバンIIを見学したところから始まります。
全てが豪華です。
住友不動産に限らず、その日に見学したどのハウスメーカーも間取りは広く豪華な仕様で作っているので当たり前ですが、チカチカします。豪華すぎてとてもじゃないけど、私のサラリーでは、こんな家には住めないと思いました。展示場巡りの初日を終わって、私には建売しか無理かなとも思ってしまったくらいです。
話を戻して、J・アーバンIIの外観はただの四角い箱という感じであまり魅力は感じませんでしたが、J・アーバンIIの中を営業マンの方に案内してもらっている時に廊下に張られたJ・アーバンコートのポスターが目に入りました。屋根が特徴のモダンな建物で私の嗜好にマッチしていました。一目惚れです。
さらにキャンペーンでお値段も33坪1680万!買えるかも。
J・アーバンIIの中にもあった、リビング・ダイニングと一体化し開放的なプライベートパティオにも魅力を感じ、この屋根とパティオは住友不動産で建てなくても、絶対取り入れたい仕様となりました。
それでは、J・アーバンコートプロジェクトで世界(日本)をデザインしてみます。
建築日記 : 2005年9月10日
契約までの道のり-仕様
東京を中心に神奈川や千葉の住宅展示場を毎週のように俳諧しているうちに色々目も肥えてきて、建物の構造や設備などの情報が蓄積されてきました。
最初のうちはとても豪華と思っていた設備や内装、間取りなども、実際の生活をイメージするとどれが必要で、どれが必要でないなども判断できるようになって来ました。もちろん、遊び心も忘れずに予算内で豪華な仕様も取り入れたいものです。
展示場では色々なハウスメーカーを見学してきましたが、既に心はJ・アーバンコートにあったため、どのハウスメーカーを見ても興味がわきませんでした。ただ、内装や間取り等は参考になることも多く、実際の生活をイメージしながら、見学させてもらいました。
自由設計で家を建てようと思っている方は、色々なハウスメーカの家を見学することをお勧めします。また、同じハウスメーカーの同じシリーズでも間取りは違いますので、狙ったハウスメーカーがあれば、違う展示場のモデルハウスも見学しましょう。土日に行けば「・・フェア」等も開催しており、粗品をくれたりもします。(これが一番楽しみだったかも。。子供を連れて行くとゲットできる確立はアップします。(笑))
建築日記 : 2006年9月29日
契約までの道のり-土地探し
建物の情報はどんどん蓄積されプランも膨らんできましたが、私の場合土地探しからのスタートだったので苦労しました。しかも、J・アーバンコートの特徴である片流れの屋根が北側斜線規制や道路斜線により屋根形状の変形を避けるのと、パティオを囲んだ凹(コの字)形状のために個々の部屋の広さも確保するには、ある程度広めの土地が必要となります。実際に建てているJ・アーバンコートをいくつか拝見させていただきましたが、狭い土地に無理に押し込んでいるために、特徴的な片流れの屋根が台無しになっているものもありました。
用途地域にもよりますが、第1種低層、建蔽率50%、車1台の駐車スペースで建てようとした場合、J・アーバンコートのデザインと間取りを確保するには「50坪前後の長方形」が必要となるため。低予算の私にとっては、悩みの種でした。土地の形状や方向、駐車スペースの確保が難しく50坪あっても屋根が変形したり、バルコニーが収まらなかったりしました。
土地に建物をあわすのではなく、建物に土地にあわす選び方をしたので、土地探しにはかなりの時間がかかりました。(この土地探しが長かったおかけで、設備や間取りなどは他のハウスメーカーを色々見て周り勉強できたのは結果的には良かったと思います。)
J・アーバンコートのデザイン(展示場に張り出されているポスターと同じイメージにするなら)を重視するのであれば、ある程度広めの土地が必要です。
建築日記 : 2006年9月29日
契約までの道のり-見積り
土地探しと平行して、住友不動産の東京・神奈川・千葉の営業所の担当者に6又(笑)をかけて、それぞのプランと見積を出させました。
同じプランでも担当者毎に本体価格から既に数百万の違いが、さらにある担当者の見積には本体価格として含まれている設備も別の担当の見積にはオプション扱いにするところもありました。
一番ビックリしたのが、見積をもらってからある担当者から言われたのですが、
「パティオはオプションです」
なに? J・アーバンコートという名前なのにパティオはオプション?、さらにある営業所ではパティオを囲むために建物を凹(コの字)形状にするための費用等も見積に含めてくるとこもあり、担当者毎に異なる価格設定にビックリというより怒りを覚えました。
最初に見積をもらった横浜の営業所では既にパティオ部分も本体価格に含めてあるとのことでした。本体価格もそうですが全てが他の営業所の担当のものより一番安かったので、この担当者としばらくはプランの打合せを進めていきました。
建築日記 : 2006年9月29日
最終更新日 : 2007年5月10日