プライベートパティオ
オプション追加費用 : 30万円(ウッドからエコロッカへの変更)
J・アーバンコートの特徴であるプライベートパティオです。私はこのパティオにヒトメボレして住友不動産のJ・アーバンに決めてしまいました。住友不動産で建てなくてもプライベートパティオと片流れの屋根は絶対に取り入れたいと思いました。
色々な営業所の方から見積を取って知ったのですがJ・アーバンコートといいながプライベートパティオは標準ではないそうです。さらにパティオを囲む建てかたもオプションですという営業までいて、はっきりいって何が標準?何がオプション??何が何だかわからなくなりました。
他の展示場でもらったパティオ込みの見積書を他の営業所の担当者に見せたところ
営業マン:「よく勘違いされるんですがパティオは標準ではないのです」
まろはな:「そんなバカな最初の方はそんなこと言ってなかったよ」
営業マン:「その見積にはパティオの費用は含まれていないと思いますよ」
こんなやり取りがあり、だまされたのかと不安になったことを今でも覚えています。
ちなみに、最初に見積をもらった担当者に確認したところ、パティオの分は本体工事に含まれていますとの事でした。でも、このパティオは含まれてないといった営業所の見積もりでは、パティオ分は別工事なのに本体工事も高い!!!
本当はやってはいけないことだと思いますが、住友不動産の1都2県の5~6ヶ所から見積を取ったのも、値引き交渉の資料となり非常に役立ちました。営業所毎に本体工事やオプション金額が変わるくらいだから、見積なんて適当なんだなと思いました。
パティオでのこだわりは、パティオに面した部屋からはどこからでも出入りできること。また、すべての窓をフルオープンするとパティオを中心に一つの空間にできることでした。
8畳のパティオをLDKと和室で囲んでいます。パティオを一ヶ所でも塞いでしまったのでは、暗い裏庭のようになってしまうので、全ての窓をオプションで全開放サッシ(窓全体を壁に収納するタイプ)に変更しました。
また、一つの空間として演出するのに、部屋からパティオに出るときに段差があっては一体感が得られません。全開放引き戸にするとこの問題も解消されます。これで階段と玄関以外は段差はなくなります。全開放折り戸は開放部分は大きく取れますが、サッシの構造上数センチの段差が出来てしまいます。実際に展示場などで確認されるとよくわかります。(後日、他のメーカーの展示場を見に行ったら、段差にならない折り戸を見つけました。ショックでした。)開放をとるか段差を取るかでどちらのサッシを選択するか決まってきます。ちなみに、J・アーバンコートの標準では普通の「掃きだし窓」となります。
パティオは土間(下がそのまんま地面)、土間の上にウッドデッキ、コンクリートの上にウッドデッキ、又はタイル仕上げと色々選択できますが、土間のままだと「じめっと」していて虫がわきそうなので却下です。後はコンクリート上にデッキかタイルかですが、我が家の場合、室内の床とデッキに段差を作らないようにするために排水が気になります。パティオにたまった水が部屋に流れ込んできては大変です。
タイル仕上げの場合は、通常フロア面から数十センチ下げる(バルコニーをイメージしてください)必要があるため、この方法も選択したくありません。もし、フラットにする場合はフロア面にグレーチング処理を行い排水する必要があります。しかし、溝にゴミがたまればあふれ出す心配はあります。なお、このグレーチング工事が高いのです。お金に余裕があれば本当はタイル仕様にしたかったです。
デッキにしておけば、まず排水を気にすることはなくなります。通常デッキ材はハードウッドが使用されますが、1年もすると色がおちて白っぽくなるらしく、木なので腐る可能性があります。そんなのはいやなので、半永久的に使えるプラスチックと木材を混ぜ合わせたエコロッカに変更しました。なお、パティオ部分に関してはこのエコロッカの変更費用以外はオプションは発生しませんでした。
ちょっと汚いですが、デッキの下はこのようになっています。奥から伸びているのは、屋根の雨どいから配管されている雨水用の管です。デッキの下に垂れ流しではなくちゃんと配管され雨水枡まで伸びています。住友不動産はいい仕事します。
集まった水はここから外へ排水されます。排水枡には常時水が残っていて虫がわかないか心配ですが、夏場はちょくちょく点検しようと思っています。
まず無いと思いますが、もし雨水枡が詰まって水がたまってしまった場合でも、開放部のコンクリートを基礎より一段下げているので、ここから外へ排出されます。
建築日記 : 2007年8月2日
最終更新日 : 2012年5月10日